美容リファレンス

手の平や脇の汗にはボトックス注射

ボトックス注射

暑い夏の時期になると、手の平や脇に汗を大量にかいてしまうという方は少なくありません。中には脇汗でシミを作ったり、汗の臭いで周囲に迷惑をかけてしまったりした経験がある人もいるのではないでしょうか?

汗の悩みを抱えている人に人気を集めているのが、ボトックス注射です。

これは、ボトックスというボツリヌス菌から人体に有用なタンパク質のみを取り出した薬剤を気になる箇所に打つ治療のことです。人間は、神経の末端からアセチルコリンという神経伝達物質が分泌された時に汗をかきます。ボトックス注射を打つことでアセチルコリンの分泌を抑えられるので、過剰に汗をかかなくなるというわけです。
また、汗をかくと嫌な臭いがするという方は多いことでしょう。そもそも汗の嫌な臭いというのは、アポクリン腺から分泌される汗を皮膚表面にいる雑菌が分解することで発生します。
しかしながら、ボトックス注射後は汗の分泌量が減って雑菌に分解されることがなくなるので、臭いもかなり軽減されるのです。

ダウンタイム

ボトックス注射の最大のメリットは、メスによる切開がないのでダウンタイムがそれほどない点です。
注射を打つだけの治療なので、患部に小さな針跡、軽い赤みが生じるだけです。また、美容皮膚科での施術にかかる時間はおよそ10分ととても短いので、仕事や家事などで忙しい日々を過ごしている方でも気軽に受けられます。その他にも、ボトックス注射は即効性が高いのも魅力と言えるでしょう。
早い人ならば2日後に効果を実感することができます。したがって、高温多湿の夏が始まってから施術を受けても間に合います。

注射

ボトックス注射は高い効果を期待できますが、注射を打つことから痛みについて不安に感じる人は多いです。
注射で使用するのは極細針なので、針を刺した際に痛みを感じることはほとんどありません。痛みに敏感で注射が苦手という方には麻酔を施すことも可能です。
そのため、脇汗や汗の臭いに悩んでいる方は不安を感じずにボトックス注射を受けられます。